あなたは、「情熱を持って事業に取り組んでいる!」
と言い切れますか?
経営者やリーダーが持つべきだと思われる人間性の1つに
「情熱」
があります。情熱とはなんでしょうか?
情熱にまつわるよくある誤解と合わせて、今回の記事で解説していきます。
目次
リーダーに必要な人間性「情熱」とは何なのか?
こんにちは、喜多庸元(きた・のぶゆき)です。
IT企業の経営と、ICT顧問をしています。
リーダーの人間性に情熱は必要なのか?
結論からいうと情熱は必要です。
では、”情熱的な人”というとあなたはどんな人を思い浮かべますか?
声が大きくて、活動的で、周りのひとを巻き込んでいく……
そんなエネルギッシュな人をイメージするかもしれません。
このような熱さもあるといいとは思いますが、絶対に必要かというと、そんなことはありません。
リーダーに必要なものは“夢中になる何か”
では、リーダーには何が必要なのか?
「もう十分じゃない?」
「そのくらいでいいよ」
と言われても、やり続けてしまうような
“夢中になる何か”です。
たとえば、子供の頃にプラモデルを組み立てるのに夢中になったように、ずっと絵やイラストを書き続けたり、といったことです。
多くの創業経営者は、この情熱をもって事業をスタートしています。
私の場合は、プログラミングが好きでした。
熱中しすぎて、気がついたら朝の4時、ということもしばしばありました。
好きなプログラミングを活かして仕事をしていたら、それが今の事業になってしまいました。
多くの人はどんな動機で働くのか?
では、多くの人はどんな動機で働いているか?というと、
・お金儲けのために
・家族のために
・世の中のために
といった、“〇〇のために”という動機で働いているのではないでしょうか?
これは、家族間での事業継承が上手くいかない理由のひとつでもあります。
・従業員のために、
・お客さまのために、
家業を継ぐ。
これも大切なことですが、情熱ではありません。
だから、葛藤や苦しみを感じる、ということが起こるのかもしれません。
なぜ経営者には情熱が必要なのか?
なぜ、経営者に情熱が必要なのでしょうか?
この純粋な情熱が経営者には必要です。
特に創業期には重要です。
純粋に“やりたいからやる”というのが情熱です。
つまり、
少なくとも経営者自身は楽しく幸せな状態をつくることが出来ます。
そうすると、自分が燃えていれば、あなたに仕事を依頼したい人が現れます。
自分が燃えていれば、周囲を巻き込むことも出来ます。
情熱に従っていれば、エネルギー高く走り続けられます。
情熱の炎が燃えることで拡がっていくのです。
経営者には情熱が必要です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。