あなたが会社を経営するのは誰のためですか?
この問いから、事業成長の可能性および限界が見えてきます。
目次
世界的企業のミッションとは?
Apple:
「普通の人々にコンピューターを届ける」
Amazon:
「地球上で最もお客様を大切にする企業」
日清食品:
食創為世「世の中のために食を創造する」
世界規模のビジネスをしている会社のミッション・ビジョンというのは、世界中の人々、社会全体を見据えています。
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【経営者自身のスペクトルを計測する】
www.profiletest.net/
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オリンピックと経営者
2021年夏、東京オリンピックが開催されましたね。
多くの日本人選手が金メダルを獲得しました。
金メダルを競う選手というのは早い段階から世界を意識しています。
トレーニング方法も、コーチの探し方も、当然世界トップレベルを求めています。
それでも……
結果として金メダルを獲得するのはたった一人なのです。
では、経営者はどうでしょうか?
世界を目指していますか?
日本一ですか?
地域への貢献ですか?
食っていければいいのですか?
もし、自分や家族の幸福だけを考えているなら、自分や家族の幸福を満たすくらいがちょうどいいでしょう。
必要以上に売上を追求すると逆に辛くなります。
事業規模とミッション
これは良い悪いではなく、
自分の選択に合った結果に満足する、
ということです。
もし、地域社会ついても考えているなら、その地域のマーケットサイズが限界となるでしょう。
マーケットサイズ以上の売上を求めるというのは無理があります。
“宝池”という池をご存知でしょうか?
兵庫県にある、日本一小さな池の名前です。
この宝池でどれだけ大漁を求めても……
無理ですよね。それと同じことです。
世界中の人々の幸福を願うなら、世界規模の売上を目指せるでしょう。
売上は貢献のバロメーターにすぎません。
ところが、多くの企業や個人が売上や利益を目的化しています。
経営者のビジョン・ミッションとウェルススペクトル
自社の事業目的や存在意義を振り返ってみませんか?
そして、その目的と現状が一致しているか?
ここを定期的にチェックするのにウェルススペクトルが使えます。
社会を良くしたいと言いつつ、
個人レベルのスペクトルなのか?
企業レベルのスペクトルなのか?
それとも社会レベルのスペクトルなのか?
試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに社会レベルの方はほとんどいないのでお気になさらず(笑)