【必見】あなたのセールスポイントを最大限生かす書き方伝え方
目次
セールスポイントとは?
あなたは、「セールスポイント」という言葉を聞いたことはありますか?
セールスポイントというのは、自分を採用することで、
相手にとってどのようなメリットがあるのかを伝えることです。
これは、「自分は〜が得意です」と言ったかたちの長所とは、また違った意味を持っています。
長所以上に「直接的に御社の利益になる」ということをアピールすることになります。
そのため、相手にとってメリットだと感じられないことをアピールしても意味がありません。
セールスポイントは、まず相手が何を求めているのかを理解する必要もあります。その上で、自分が提供できる点を伝えていきましょう。
セールスポイント発見には自己分析が必要
自分のセールスポイントが相手にどう役立つのか?
自分では「この点がセールスポイントになる」と思っていても、
相手にとってそれがメリットとなるとは限りません。
さらに企業によっても求めるものが変わってきます。
そのため、相手がどのような点をメリットと感じるのかを理解する必要があります。
それを理解した上で、自分の中にあるセールスポイントを選び、アピールしていきましょう。
では、まず自分のセールスポイントとなるものは、何があるのかを把握するために、
行っていただきたいのが自己分析になります。
自己分析を行うことで、自分のセールスポイントを理解することができ、
就活であなたの強みとなります。
まずは長所や短所といったことが把握できるよう行ってみてください。
短所が長所になることも
自己分析を行っているとよくあるのが、自分の長所が出てこないという状況です。
しかし、短所であれば出てくるという方は多いのではないでしょうか?
そのような方は、短所から考えるようにしましょう。
なぜなら、短所を言い換えれば、その人の長所にもなり得るからです。
これだけでは、分かりづらいと思いますので例をあげてみます。
例えばあなたが、「優柔不断」で「何をするにも人より時間がかかってしまう」
というのが自分の短所だったとします。
その場合、「物事をしっかりと考えて慎重に判断できる」と言い換えることができます。
このように、短所から考え、そこから長所を見つけていくとスムーズに進めることができます。
さらに、ここで分かった長所をセールスポイントにつなげていくこともできるでしょう。
身近な人が知っているあなたのセールスポイント
どうしても自分の長所がわからないという方は、
周りの友人、知人、家族に聞いてみるのがおすすめです。
常にあなたの周りにいる人だからこそ、あなたのことを理解してくれていることも多いはずです。
自分では「こんなところが長所だろう」と考えていたのに、
全く違う答えが返ってくることもあります。
面と向かって、自分の長所を聞くのが恥ずかしいという方は、
普段の生活の中でよく感謝されることや、褒められることを思い出してみるのもいいでしょう。
自分では気がついていない良いところが、周りの人には見えていることがありますので、
ぜひ聞いてみてください。
相手に印象付けるセールスポイント
どんな課題に取り組んだのか?
セールスポイントを考える上で、これまで自分がどのような課題に取り組んできたのか、
ということを含めて伝えると効果的になります。
相手の印象にも関わりますので、
あなたがどのような課題に取り組んできたのかを具体的に伝えましょう。
「こんな課題がある」といった状態から、
「このような取り組みをし、このように改善された」と伝えることで相手に分かりやすく、
どんな課題に取り組んだのかを素早く理解することができます。
また、取り組んだ課題として伝える場合、上記でもお伝えした通り、
少しでも相手にとって関係のある、メリットと思えるものを選んでおきましょう。
エピソードでセールスポイントを伝える
どんな課題に取り組んだのかをしっかりと表現することができたら、
さらに効果的に相手に伝えるために、エピソードを付け加えてみましょう。
「課題、改善、結果」という流れになるように工夫してみてください。
エピソードを付け加えることは、イメージしやすいだけでなく、
内容が頭に自然と入りやすくなりますので、より伝わりやすくなると言えます。
面接をする側からすれば、何人も同じような内容を聞かさせれていては、
全く印象に残らず、せっかくのアピールが薄れてしまいます。
その中でも、印象に残りやすいよう、工夫をして伝えていくことが大切になります。
エピソードは効果的に印象を残すことができますので、ぜひ活用してみてください。
具体的にセールスポイントを書くには?
抽象的表現はセールスポイントにならない
セールスポイントを書く上で大切なことは、できる限り具体的にすることです。
抽象的になればなるほど、相手が受ける印象は弱くなってしまいます。
「行動力があります」、「忍耐力があります」、「責任感があります」
というのは、すべて抽象的な表現になります。
「私は行動力があります」などではなく、
「私は取り組むべき課題ができた時、素早く判断し、それを実行に移す力があります」
といったようにできる限り相手がイメージしやすいようにしましょう。
こちらも面接する側が受ける印象を考えれば分かりやすいかと思いますので、
それを踏まえて考えてみてください。
どんな成果を出したのか?を具体的にアピール
具体的に書くことが大切だということをお伝えしたところで、
実際にどのように書くと、より具体的に表現できるのかをご紹介します。
- 数字を使って書く
- どんな工夫を行ったのか?
上記の2つの点を意識して書くことで、文章に具体性を持たせることができます。
まず「数字を使って書く」についてですが、
数字を使うことで相手により客観的に、違いをアピールすることができます。
文字だけでは、ありきたりの印象になり、他のライバルと差をつけることが難しくなります。
また、「どんな工夫を行ったのか?」については、バイト先の売り上げ、お客様の満足度、
または目標を達成したことをただ伝えるのではなく、
どのような行動や工夫を行ってそれが達成できたのかを書くようにしましょう。
「こんな目標を達成しました」というよりも、
相手はその過程においてどのようなことを行ったのか?ということを重要視しています。
そのことを理解した上で伝えていきましょう。
なるべく簡潔な言葉で表現しよう
ここまでお伝えしてきた内容を踏まえて書くことができたら、
最後はその文章の見直しを行いましょう。
もっとも注意する点としては、できる限り簡潔な文章、言葉で表現することです。
そのため、改めて確認し、要約できる部分、もっと分りやすい表現がないかを考えましょう。
少しでも簡潔な文章ができるほど、相手にも伝わりやすいだけでなく、
自分の言いたいことを正確に伝えることにも繋がります。
セールスポイントとして、自分が見つけたアピールできる要素を効果的に伝えるためにも、
ぜひ手間がかかったとしても必ず行うようにしてください。
まとめ
長所などと同じものと思われがちな「セールスポイント」ですが、
今回その違いを把握できましたでしょうか?
セールスポイントは、相手にとって直接的にメリットとなるものを提示することが大切であり、
そのためには相手が何を求めているのかを理解している必要があります。
この違いがわかっているかによっても、就活の際に関わってきますので、
ぜひとも実践していただきたいと思います。