コンサルタントの集客アイデア5選
コンサルタントが仕事を開始する上で最初に行う業務が集客です。
今回は、フリーランスのコンサルタントになったばかりの人や独立志向のあるコンサルタントに向けて、集客アイデアを5つご紹介します。
集客の重要性も解説しますよ。
目次
コンサルタントの集客
コンサルタントとは
企業の経営やマーケティング、人材育成など様々な分野について助言や指導を行うのがコンサルタントの仕事です。
例えば、戦略、総合系、IT系、シンクタンク、医療ヘルスケア系、組織人事系コンサルティングなどがあります。
他にも、財務アドバイザリー系、事業再生系、業務や業界に特化したコンサルティングもあります。
これら全てのコンサルタントに共通して行うのが、集客です。
集客の重要性
コンサル業務を始めるに当たって最初に行う行動が集客です。
お客さんがいないと仕事を始めることができないですし、クライアントが多いほど収入に繋がるのは自明ですよね。
ではチラシを配ったり実績をPRして適当に大量に集めればいいかというとそうではありません。
この集客というファーストステップはコンサルタントにとってとても重要です。
理由は2つあります。
成果が出るか出ないかの分かれ道
1つ目は、集客は成果が出るか出ないかの分かれ道だからです。
自分の分野に沿ったクライアントの案件を担当すると、専門外の案件を担当するより成果が出やすいです。
成果が出るとクライアントの結果に繋がるだけでなく、良い評価・口コミに繋がります。
良い評価は上手くアピールすれば、自然と次の仕事に繋がってくれます。
独立して間もない場合に悪い評価をつけられたくありませんよね。
集客時に、どこまでが専門でどこからが専門外なのか、クライアントのペルソナ像などを明記または認識しておきましょう。
もちろん、仕事がうまく回り始めれば、専門外でも着手できる案件を受け持ってもいいでしょう。
最初は、ターゲットを細かく決めて集客をすることをおすすめします。
方法によっては無駄になるから
コンサルタントの知名度や規模、その他バックグラウンドによって、最適な集客方法が変わってきます。
自分が置かれている状況を把握しないまま、集客をやみくもに行うと資金の無駄遣いになりかねません。
資金と時間を上手に使い、結果に繋げるために集客はとても重要であると言えます。
集客方法5選
①WEB集客
インターネットの進歩に伴い、自社メディア、HP、ブログ、SNSなどを使ったWEB集客が増えてきました。
WEB集客は主に3つに分かれます。
広告で集客
様々なサイトに広告を載せて集客する方法です。
一度に多数のターゲットに対してPRできる点が魅力ですが、出稿時や代理店に依頼する際に場合によっては多額のお金がかかってしまいます。
費用対効果を考えて判断しましょう。
検索エンジンからの自然流入で集客
ブログや自社メディア、webサイトなどに訪れた人を集客する方法です。
SEO対策を施していれば中長期的な集客が可能です。
しかし、短期間では結果がでない場合があるというデメリットがあります。
集客期間を考えて判断しましょう。
SNSで集客
クライアントが個人のコンサルタントに増えているのが、SNSでの集客です。
コンサルタントと聞くと固い・近寄りがたいなどのイメージを払拭することができます。
インスタグラムだとDMやストーリーから簡単に依頼を受けることができます。
高齢者、経営陣などターゲット層によっては、効果が出ない場合があります。
ターゲットがどのSNSを日常で使うかを考えて選択しましょう。
直接集客
足を動かして直接集客をする方法です。
広告をポスティングしたり、チラシを街頭で配ったり、テレアポで集客する方法です。
ある特定の地方・地域に根付いたコンサルタントであれば、この方法で存在を認知させることができるでしょう。
ターゲットが中小企業の法人などの場合、テレアポでも興味をもってくれるかもしれません。
しかし、都内の場合や対個人のコンサルタントの場合、この方法では逆効果の場合があります。
仕事を求めていることが露骨にわかると、実績がないのだろうかと不安になる人も多々いるでしょう。
世の中の成功しているコンサルタントのイメージから乖離しすぎない方法で集客をした方が効果的であると言えます。
②イベント・セミナーで集客
セミナーで集客
独立したてのコンサルタントでも、知名度があったり実績が社会で認められているとイベントやセミナーで集客をすることができます。
メリットとしては、コンサルタント(あなた)に興味を持っている顧客を一度に集めることができる点があります。
セミナー後に自分の実績や信頼度を上手くPRできれば、一気に顧客化が可能です。
デメリットとしては、集客できる土台を作る必要があるためセミナーを開くまでに時間がかかってしまう場合がある点が挙げられます。
イベントで集客
それではイベントではどうでしょうか?
合同イベントでも既にこちらに興味を持っている顧客に向けて集客をすることができます。
デメリットとしては、差別化を図る必要がある点が挙げられます。
ありきたりのPRでは顧客の心を掴むことができません。
実績や経験、今後のキャリア、強みから差別化できる点を探して臨みましょう。
③人脈を使って集客
ある程度大きな会社や知名度のある会社に勤めていた人は既に人脈が広がっていると思います。
その人脈を使って集客をする方法もあります。
「誰誰のビジネスパートナーがコンサルタントを探していたよ」などの話を聞き、顧客を獲得します。
また、直接「あなたに頼みたい」と言ってくれる人もいるでしょう。
今人脈がなくてもイベントや食事会などで人脈を作ることも可能です。
また、担当したクライアントの知り合いや友達が次の顧客になってくれる場合もあります。
人脈を使って集客する時のメリットは、中間層~経営者あたりの客層から依頼が来ることが多いのである程度の収入を得ることが可能である点です。
しかし、集客を他者に任せていることと同じなので、案件の流入が不安定になります。
結果的に収入が不安定になりがちです。
また、人脈からの依頼を期待するあまり、相手に対して本心で話せないので精神的にきついと思う人もいます。
人脈での集客のデメリットも知った上で使っていきましょう。
④クラウドソーシングサイトで集客
最後にクラウドソーシングサイトで集客をする方法をご紹介します。
クラウドソーシングサイトを簡単に言うと、仕事を依頼したい会社・個人と仕事を受注したい個人・法人を繋げるサイトです。
仕事を受注するだけでなく、個人ページで業績をPRし、直接依頼を受けることが可能です。
効果的なPRを行えば、依頼が増えます。
依頼が増えれば、業績や評価が増えます。
業績やいい評価が増えれば、PR材料が増え、集客がもっと簡単になります。
このようなポジティブなサイクルを一つのサイトで回すことができるのが、魅力的です。
デメリットとしては、競合他社(者)が多いということです。
日本最大級のクラウドソーシングサイト、ランサーズでは、コンサルタントと検索すると2,678人も見つかります。
ランサーズでは基本的に実績が多い人が案件に採用されがちであり、検索結果でも上位に上がりがちです。
すぐ集客を開始するのではなく、仕事を提案し実績を作るステップが必要になってきます。
まとめ
今回はコンサルタントの集客の重要さと集客方法を5つご紹介しました。
Webでの集客、ポスティングなどの直接集客、イベントやセミナーでの集客など多種多様な集客方法があります。
また、人脈を使う方法やクラウドソーシングサイトで集客を行う方法もご紹介しました。
顧客のターゲット像を決めて、それに合った集客方法を選んでみてください。