目次
はじめに
才能がある人のことを羨ましいと思ったこと、ありませんか。
同時に、
「自分にも才能があればもっと楽しく生きられるのに。」
「もっと活躍出来るのに。」
と悔しい気持ちになったこと、ありませんか?
大丈夫です。
才能は誰にでもあります。
あなたが
「自分には才能がないんだ」
と感じているとすれば、
それは、
今はまだ才能が種の状態で、
しかも見つかっていないだけなのです。
本記事では、
その才能の種を見つけるための方法についてご紹介します。
あなたの才能の種を見つけるきっかけになれば幸いです。
そもそも才能とは何か
そもそも、才能とは一体何なのでしょうか。
辞書的な意味を確認すると、
”物事を巧みになしうる生まれつきの能力。才知の働き。”
(引用元:https://kotobank.jp/word/%E6%89%8D%E8%83%BD-508270)
とのことです。
才能とは
「何かしらのコトをうまく出来る、自分にもともと備わっているモノ」
であると言えます。
つまり、全ての人に何かしらのモノが元々備わっているのです。
そして、
備わっているモノを育て、
力を発揮し、
物事をうまく行うことが出来ると、
それが才能だと
目に見えて分かるようになるのです。
才能は種の状態で誰もが持っている
先述の通り、
何かをうまく成し遂げるための種は誰もが持っています。
そのため、あなたが自分の才能を発揮していくために重要なのは、
- 自分の才能の「種」に気付くこと
- 自分の才能の「種」をうまく育てていくこと
なのです。
見つけた才能の種を育てよう
自分の中にある才能は、
今はまだ発揮されていない「種」の状態かもしれません。
しかし大丈夫です。
見つかりさえすれば、
あとはその種を育てていけばよいのです。
ただし、
種が育って成果を生むために最低限必要なものがあります。
それは「継続すること」です。
いくら才能の種があったところで、
そのことに時間を費やしていない人は
大抵の場合、大成出来ません。
そう聞くと
「え、自分には無理なのでは…。」
と感じてしまうかもしれません。
しかし安心してください。
才能は
「そもそも何かが上手にいくための自分の資質」
でしたよね。
「何だかちょっと得意だな」
と思えるコトです。
そして、
「自分の資質のおかげで得意なコト」はいくつもあることが多いです。
それらの中から、
「何だかちょっと好きだな」
と感じられるものを見つけましょう。
それが育てるべき才能の種です。
「得意だから好きになり、好きだから得意になる」
という好循環が生まれます。
そうなればあとは楽しさのままに継続出来ます。
そして最終的に、
「成果」という果実が手に入るのです。
では、
そんな才能の「種」を見つけるには
いったいどうすれば良いのでしょうか。
才能の種の見つけ方5選
自分の才能の種を見つけるには、
大きく分けて2つのポイントがあります。
- 自分と向き合う
- 試行錯誤する
これらについて説明し、
具体的な方法をご紹介していきます。
才能を見つける具体的な方法【自分と向き合う編】
そもそも自分に備わっているものであれば、
それは幼いころから今にかけて、
無意識に自分の行動や感情に影響を与えているはずです。
そのため、
過去の自分や今の自分の行動や感情を見つめ直すことが、
自分の才能の種を見つけることに繋がります。
以下では、
自分と向き合い見つめ直す具体的な方法を考えてみます。
自分の好きなこと・楽しいことを見つける
自分がやっていて
楽しいこと、好きなことを考えてみてください。
「やらなければならないこと」ではなく、
「本当にやりたいこと」です。
- 日々の生活で楽しいと思うこと、好きなことは何でしょうか
- 仕事をしなくても生きていける場合、自分は何をするでしょうか
- お金と時間が大量にある場合、自分は何をやり続けるでしょうか
また、
好きなことを知るために、
自分が嫌いなことに正直になることも重要です。
嫌いなことの裏返しを考えることで、
好きなことに気づく場合もあります。
子供時代を思い出す
1の「好きなこと・楽しいこと」を
見つけるために考えてみた
「仕事をしなくても生きていける状態」ですが、
それって
子どものころの状態に似ていませんか。
子どものころは
自分の気持ちに正直に行動していたり、
自分のその後に影響する原体験があったりします。
そのため、
子供時代に時間も忘れて熱中したことを思い出してみましょう。
それそのものが
自分の才能の種ではないかもしれませんが、
他の方法で見えてきたものとの
共通点をじっくり見ていけば
自分の才能の種に気付くきっかけになります。
これまでの自分の実績を振り返る
自分の得意なことを見つけるために
分かりやすく説得力もあるもの。
それは自分が成し遂げてきた実績です。
- うまくいったことは何でしょうか
- 人より少ない努力で上手に出来たことはなかったでしょうか
- 普通にやっていただけなのに褒められたり上位に入ったりしたことはありませんか
走るのが速かった、
テストの点数が良かった、
歌がうまかった、
営業成績が良い、
プログラミングに抵抗感がない、
など様々あると思います。
これまで自分がやってきたものを振り返ってみましょう。
他人に自分の才能・得意なことについて聞いてみる
自分のことを考えるのに、
自分ひとりで考え続けるのは不十分です。
自分にとっての自分だけでなく、
他人にとっての自分という姿もあります。
また、
自分にとっては当たり前でも他の人から見たらすごいことだった、
ということもよくあるものです。
「Aさんはテストで良い点を取れてすごいね。」
と話したらAさんが
「えー、普通だよ」
と答えてイラッとする
という経験はありませんか。
しかし、
Aさんにとっては本当に普通にやっていただけ、
という可能性もあります。
これこそ一つの才能ですよね。
同じことは自分にもあるかもしれません。
そこで、周囲の人に
「私ってどんな才能がありそう?どんなことが得意そうかな?」
と尋ねてみましょう。
もらった答えが本当に才能の種なのかもしれませんよ。
才能を見つける具体的な方法【試行錯誤編】
ここまで、自分と向き合う方法をご紹介しました。
しかしこれだけでは不十分です。
なぜなら、
「自分について考えるためには様々な経験が必要」
だからです。
やったこともないようなことについて
「好きかどうか・得意かどうか考えてみろ」
と言われても無理な話ですよね。
経験したことが多ければ多いほど、
自分にピタッとくるものと出会いやすいです。
自分についても
様々な方向から考えることが出来るため、
才能の種に気付きやすくなります。
そもそも、
今自分に才能が無いと嘆くあなたは、
これまでにピタッとくる経験に出会えていない可能性すらあるのです。
今からでも遅くはありません。
次にやることが
自分にとってピタッと来るかもしれません。
今やっておけば、
将来の自分が過去を振り返ったときの材料が増えます。
ひとまず挑戦してみるのです!
失敗・成功関係なくとにかく新しいことをやってみる
失敗しても良いです。
三日坊主で構わないです。
とにかく新しいことに挑戦してみましょう。
- 自分が昔から興味のあったことでもいいです。
- 友人に誘われて、でもいいです。
- 自分と向き合った結果、なんとなく見えてきたものだととても良いです。
- やってみて、なんとなく楽しいこと・上手に出来ることが見つかれば最高です。
それが才能の種の可能性があります。
新しいことにチャレンジしたときに感じたことと、
自分と向き合ったときに気づいたこととを合わせて考えてみましょう。
才能探しをさらに効果的にする2つのポイント
ここまで、自分の才能の種に気づくための
5つのポイントについてご紹介してきました。
最後に、
自分と向き合ったり試行錯誤したりする際に
才能探しがさらに効果的になるポイントを2点お伝えします。
「それはなぜなのか」を繰り返し掘り下げてみる
自分がこれまでに熱中したことや
実績を生んだことなどについて考えていくうえで、
「それはなぜか」
という自問自答を繰り返してみましょう。
これは結構有名な方法論ですので、
就職活動の自己分析の際に耳にしたことがあるかもしれません。
- 自分がそう考えたのはなぜか
- 自分がそうしたのはなぜか
などについて突き詰めていきます。
そうすることで、
自分の行動や考えの
根底にあるもの、共通のものをあぶり出します。
それが自分の才能の種である可能性があります。
いろんなことに共通の種ですので、
今後他のことにチャレンジしてみるときにも応用しやすいです。
例えば、
・小学校から高校まで、テストに真剣に取り組み、高い点数を取っていた
↓(なぜそんなにがんばっていたのか)
・高い点数を取るのが楽しかった
↓(なぜ楽しかったのか)
・パズルみたいで面白かった
↓(なぜ面白かったのか)
・出された問題に自分の頭で答えを出し、
それが正解だったときの爽快感が好き
↓(つまり)
・与えられた問題を解くのが得意で好き。
そのための努力も惜しまず出来る。
↓(つまり)
・ルールが決まっている問題を解決していくことについての才能の種がある
といった感じです。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、
かなり効果的ですのでがんばってみましょう。
他人を気にしない
才能の種は早くから自分に備わっているものです。
他の人がどうこう言えるものではありません。
そのため、才能の種を探している段階や、
自分が本当に育てようと決めたあとは、
他の人の目を気にしない方が良いです。
もちろんその種を育てる上で
有益なアドバイスなどは積極的に取り入れていけば良いです。
しかし、
自分の才能を邪魔するような声まで聞いていると、
才能の種を見つけられなかったり、育てにくかったりします。
最後は自分の責任で、自分に自信を持ってやっていくしかないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分の才能の種を見つけて育てることは、
自分の力を十分に発揮出来る、充実した人生にも繋がっています。
ここまででお伝えしたことを実践し、
自分自身を正確に知り、才能の種を見つけていただければ幸いです。