目次
1はじめに
仕事でもプライベートでも、
目標に向かって努力することは人生を豊かにしてくれます。
この記事では
目標をどのように立てれば達成しやすいのか、
目標の立て方のコツについて解説していきます。
目標の立て方が分からない!目標の前に考えるべきこととは
皆さん今まで学校や職場などで、
一年の目標や、仕事の目標
を書く機会はたくさんあります。
上司に
今年度の仕事の目標を書くよう
言われている方もいるかもしれません。
しかしせっかく立てた目標でも、
一か月くらい経つと全く思い出せない…
という経験が誰しもあるのではないかと思います。
目標を立てるといっても
それが自分のなりたい姿とずれたたものだったり、
言われるがままただ何となく立てた目標では、
なかなか達成することが出来ません。
ここからは
目標を立てる前に意識しておくとよいことについてお伝えします。
目的と目標の違い
目的と目標、
一見似ている言葉ですが、
この違いを抑えることでより良い目標作りに役立ちます。
言葉の定義から言うと、
目的とは「実現しようとしてめざす事柄」
目標とは「実現・達成を目指す基準」
です。
ほとんど同じに見えるかもしれませんが、
目標の方が、目的よりも具体的に実現の基準が決まっています。
水泳を例にして考えてみると
「クロールが泳げるようになる」のが目的、
「クロールで25m泳ぎ切る」が目標
といったイメージです。
目標は目的を実現するためにあります。
まずは抽象的な目的を決め、
そこから目標を立てていくようにしましょう。
そして、
目標を立てる際は、
このように
「具体的な基準を設定する」
ことを意識してみてくださいね。
目標を達成した後の自分を意識する
目標達成をめざすだけでは、
ただ基準の数字をクリアするのみで終わってしまいます。
そのため
目標を立てたい!
と思った時は合わせて
「目標を達成して、どんな自分になりたいか」
を考えておくとよいでしょう。
TOEIC800点を目標にするだけでなく、
目標を達成したころには、
英語で会議が出来るようになっていたい、
など
なりたい自分を具体的にイメージすることが大切です。
この時、目的も合わせて意識しておくのがおすすめです。
先ほどの英語の例だと、
「海外でビジネスをしたい」
などが目的として考えられえます。
目的は夢、目標はその過程とも考えられます。
目標を立てる意義は、
目標を達成することよりも
目標を立てることで自分の行動が変化したことにあります。
そして小さな行動の変化の積み重ねで目標を達成し、
めざす自分の姿に近づくことこそが大切なのです。
目標を立てる4つのメリット
目標を立てる機会はたくさんあると思いますが、
目標を設定することで
得られるメリットを意識することで、
目標作りがより有意義なものになります。
ぜひメリットを確認してから
今後の目標作りに役立ててくださいね。
不安が減る
もしも目標というゴールがなければ、
いったい自分が今どこを走っているのか、
何のために努力をしているのかが分からなくなり、
不安を感じてしまいます。
しかし
めざすべきゴールがあれば
自分が目標に対してどれくらいの位置にいるか分かるため、
漠然とした不安は減っていくでしょう。
モチベーションが上がる
目標があると、
めざすべき未来の姿を常に意識することが出来るため、
モチベーションが向上します。
また、
目標がなかなか達成できない場合でも
目標を立てたころの自分や努力してきた自分を思い出し、
再び前向きになることが出来ます。
仕事の生産性が上がる
一年後に○○が出来るようになる!
というように期限付きの目標を設定することで
より効率的に時間を使おうという意識が生まれます。
効率化を普段から意識しておくことで、
目標達成のシーン以外にも
仕事、プライベートでさらに活躍していくことが出来るでしょう。
充実感が得られる
目標に向かって努力する日々は
ただ漠然と過ごす日々よりも
充実感のあるものとなるでしょう。
また、目標を達成できた場合
非常に大きな充足感が得られるので、
自分に自信を持てるようになります。
一つの目標を達成することで、
また次の目標に向かって前向きに走り出すことが出来るでしょう。
5つのステップで簡単!明確な目標の立て方とは
ここからは具体的な目標の立て方を見ていきます。
やりたいことが先行しすぎて
ばらばらに目標を立ててしまうと、
達成が難しくなってしまい
自信を失ってしまうかもしれません。
大きな目標を達成するには
目標を落とし込み、細かく区切ることが必要になります。
より効果的な手順で目標を考え、
なりたい自分に近づきましょう。
やりたいことを書き出す
とりあえず実現できるかは置いておいて、
自分のやりたいことをそのまま、書き出してみましょう。
「世界一のラーメンが食べたい」
などあいまいなことでもとにかく書き出し、
自分の考えていることを整理していきましょう。
きれいにまとめなくても大丈夫ですので、
出来る限りたくさんアイディアを出すことを意識してください。
また、
普段から理想としている人がいる場合、
その人のどこをすごいと感じているのか
考えてみてください。
目標の候補を選ぶ
やりたいことを出し切ったら、
具体的に達成できそうなもの、
どうしても優先して達成したいものをピックアップします。
ピックアップした中から、
さらに自分に合った目標を選ぶ、
という過程を何度か繰り返し、
目標を決定してください。
具体的な基準を設定する
大まかな目標が決まったら、
その目標を具体的に掘り下げていきましょう。
「痩せてカッコよくなる」
という目標であれば
「一年で5キロ痩せる」
などが考えらます。
しかしここで注意すべきなのは、
あまり高い基準を設定しないことです。
一年後くらいに達成できそうなものを選ぶと
努力計画が立てやすくなります。
目標実現に向けた手段をたくさん考える
目標を達成する手段は一つとはかぎりません。
先ほどのダイエットの例だと、
「食事に気を付ける」
「ウォーキングをする」
「筋トレをする」
など様々な手段が考えられます。
目標達成に向けて
考えられる方法を出来る限り書き出してみましょう。
手段をたくさん考えておくと、
どれかの方法で失敗しても立て直しが効きます。
自分にできそうな案は、
たとえ採用しなかったとしても
まとめてノートなどに書いておき、
行き詰った時にチェックすることをおすすめします。
いくつか手段を選び、数値目標を立てる
先ほど書き出した目標達成手段の中から、
実現できそうなものをいくつか選びだします。
時間がないから実際に出来るか不安…
という方は一つでも構いません。
次に、
毎日、長くても一週間の具体的な行動目標を決めます。
先ほどの
「ウォーキングをする」という手段の場合、
「1日30分ウォーキングをする」
というように行動目標を設定します。
このとき、
「1日1時間は歩く!」
など、あまりハードルを上げすぎないよう
注意してください。
また、
達成できるか自信がない場合には
「最初の一か月は毎日15分歩く、
それが出来たら20分に増やす」
など段階的に行動目標を決めるのも効果的です。
また、
もし体調が悪い場合や、
どうしても時間のない時、
行動目標が達成できないとストレスを感じてしまうかもしれません。
そんなときのために
「もし1日の目標が達成できなければどうするか」
を考えておくとよいでしょう。
翌日の目標を高めに設定したり、
代わりの行動目標を作ったりすると、
目標達成できなかった日も前向きな気持ちをキープできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は目標の立て方について解説いたしました。
目標があると人生がより豊かになります。
まだ目標を立てていない、という方はこの記事を参考にしてみてくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。