コーチングについての本はたくさんありますが、専門的な本も多くて、どれを読んだらいいか迷いますよね。
「コーチングについてまだよく知らないんだけど、まず何から読んだらいいの?」
そんなふうに思っているコーチング初心者の方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、コンライフ編集部が「コーチング初心者におすすめの本ランキング7選」をお届けします。
これまで数多くのコーチの方にコンテンツをご提供してきた弊社だからこその、厳選した7冊です。
ぜひ最後までお読みください。
目次
【ランキング】コーチング初心者におすすめ本7選
コンライフ編集部がおすすめする「コーチング初心者におすすめの本ランキング7選」は、以下の7冊です。
【1位】『図解 コーチングマネジメント 人と組織のハイパフォーマンスをつくる』
☆おすすめのポイント
日本の第一人者が書いた、信頼の1冊!
『図解 コーチングマネジメント 人と組織のハイパフォーマンスをつくる』は、コーチングの理論から実践までを体系的に紹介している本です。
「コーチングを取り入れたいなら、まずはこの1冊!」とおすすめできる、信頼の1冊です。
日本におけるコーチングの第一人者である伊藤守氏が、コーチングの基本から応用までをわかりやすく解説。
- 相手への要求の方法
- 話の聞き方
- 質問の仕方
といったコーチングのテクニックはもちろん、コーチングの理論や本質もしっかりと解説されています。
すべて図解なので、入門書としてぴったりです。
マネジメントする人が直面しがちな
- なぜ頭でわかっていることが行動に移せないのか?
- なぜ決めたことが実行されないのか?
- なぜ組織は変わらないのか?
という疑問を解決するヒントを与えてくれます。
コーチングについて知りたい方は、まずはこの1冊から読んでみることをおすすめします。
【2位】『3分間コーチ ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』
☆おすすめのポイント
すぐに使える!
『3分間コーチ ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』は、部下とのコミュニケーションにすぐに使える本です。
この本は、部下とのコミュニケーションに悩んでいる方に特に読んでいただきたい1冊です。
たった3分という短い時間の中で、部下と効果的なコミュニケーションを取るためのメソッドが解説されています。
内容も具体的で、
- 声をかけやすい環境はどうやって作る?
- 3分間で何を話すのが効果的?
- どうやって声をかけたらいい?
- 深い話をしてもらうにはどうしたらいい?
などがわかりやすくまとまっています。
日本のコーチング業界の第一人者が書いたということで、しっかりとコーチングの理論に裏づけされているというのも信頼が置けますね。
「とにかく部下とのコミュニケーションを何とかしたい」という方は、迷わずこの1冊を読むことをおすすめします。
【3位】『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』
☆おすすめのポイント
コーチングの基本がひと通りわかる!
『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』は、本のタイトルの通り、コーチングの基本が1から学べる1冊です。
この本は、「まずはひと通り基本を知りたい」という方にとって特にぴったりです。
「そもそも、コーチングとは何か?」から始まり、
- コーチが持つべき視点
- コーチングの原則
- コーチングのプロセス
- コーチングのスキル
- 組織へのコーチング
など、この1冊でコーチングの基礎知識をひと通り学ぶことができます。
また、この本の特徴は、コーチングの事例がとても充実していること。
この本の著者は、日本にコーチングを広めた組織であるコーチ・エィです。
多数の企業導入実績を持っているコーチ・エィだからこその、豊富な実例を用いてコーチングを解説してくれています。
単に理論だけではなく、コーチングの実例まで知りたい方はぜひお手に取ってみてください。
【4位】『図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく』
☆おすすめのポイント
部下や上司とのコミュニケーションが変わる!
『図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく』は、コーチング理論に基づいたタイプ別アプローチを紹介しています。
日本の老舗コーチングファームの大人気研修を図解版にした1冊です。
この本は、部下や上司とのコミュニケーションに悩んでいる方には特におすすめです。
この本では、コミュニケーションのスタイルを
- コントローラー
- プロモーター
- アナライザー
- サポーター
の4つに分けて、相手のタイプに合った関わり方を解説しています。
もちろん人間を完全に4つのタイプに分けることはできませんが、それでも、コミュニケーションの指針を見出すにはタイプ分けは役に立ちます。
- タイプ別に効果的なコミュニケーション
- タイプ別に注意すべき点
- 異なるタイプの部下・上司にどうアプローチするのが効果的か
などが細かく解説されています。
タイプ分けについての本ですので、コーチング理論の全体像を知りたい方にはおすすめできません。
ですが、部下や上司とのコミュニケーションに悩んでいる方には、解決のためのヒントがもらえる素晴らしい1冊です。
【5位】『新 コーチングが人を活かす』
☆おすすめのポイント
とにかく使える!
『新 コーチングが人を活かす』は、累計20万部のロングセラー『コーチングが人を活かす』の図解・改訂版です。
2000年に刊行されて以来、「コーチングの最良の入門書」として高い評価を受けてきた1冊です。
この本の特徴は「とにかく使える!」ということ。
- すぐに使える62のコーチングスキルが紹介されている
- 1項目4ページなのでさっと学べる
- 体験談や事例も豊富でイメージしやすい
- たくさん図解があって分かりやすい
- 「こんな場合にはこのスキル」が巻末にまとめられている
と、すぐにでも職場で使えるようにまとまっています。
累計20万部のロングセラーというのも納得の良書ですね。
「別にコーチングの理論をお勉強したいんじゃない、実際に現場で使いたいんだ」という方に強くおすすめしたい1冊です。
【6位】『コーチング・バイブル: 人の潜在力を引き出す協働的コミュニケーション』
☆おすすめのポイント
コーチングについてあらゆることが網羅されている!
『コーチング・バイブル: 人の潜在力を引き出す協働的コミュニケーション』は、コーチングについての世界標準のテキストです。
世界最大のコーチングスクール・CTI(Coaching Training Institute)の創設者たちが書いた本です。
「バイブル」という名前の通り、コーチングについてありとあらゆることが書かれています。
この本が便利なのは、すぐに使えるツールが50ページ以上も収録されているところです。
- 事前アンケート
- 300を超える質問票
- アセスメントシート
など、今すぐにでも使いたいツールがたくさん掲載されています。
「まずはツールを1つ取り入れてみる」という使い方もできますね。
難点としては、良くも悪くも網羅的に書かれているということ。
「とりあえずざっくり学べればOK」という方にとっては向いていません。
ですが、「どうせなら最初からしっかりと学びたい」というタイプの方には、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。
【7位】『マンガでやさしくわかるコーチング』
☆おすすめのポイント
マンガなので楽しく学ぶことができる!
『マンガでやさしくわかるコーチング』は、マンガと文章の両方でコーチングの基本を紹介してくれています。
マンガなので、文章を読むのが苦手という方にはぴったりですね。
また、マンガのストーリーに合わせて解説が進んでいくので、最後まで飽きずに楽しく学んでいくことができます。
マンガのストーリーを少しだけご紹介すると……
トップ営業として活躍してきた山吹響子・30歳。
マネージャーに抜擢された彼女が配属されたのは、なんと成績最下位の営業部。
自己流でマネジメントをしようとしたものの、思ったように結果が出ない。
頭を抱える彼女に、元・上司が紹介してくれたのはコーチングだった……。
このストーリーを読んで「わかる!」と共感した人もいるのではないでしょうか。
大手コーチングスクールのCTIジャパンが出版している本なので、解説の内容も信頼できます。
楽しく学びたいという方におすすめしたい1冊です。
まとめ
この記事では、コンライフ編集部が厳選した「コーチング初心者におすすめの本ランキング7選」をご紹介してきました。
コーチングは、ビジネスシーンにおけるコミュニケーションだけではなく、パートナーや子供たちなどとのコミュニケーションも効果的なものにしてくれます。
ぜひこの記事でご紹介した本を読んで、毎日のコミュニケーションをより充実したものにしていってくださいね。