コーチングで副業を始めるべき3つの理由と収益化ステップ
2020年、新型コロナウイルスによって世の中に不況がせまりました。
コロナ以外でも世の中の多くのことが日々めまぐるしく変化しています。
こんな不安定な時代だからこそ会社の収入だけに頼らず、個々人で収入柱を持つことが、きたる不況時代を生き抜く条件となってきています。
そんななかで、クライアントの目標達成や
ゴールに向かうまでの日々のモチベーションの維持に
伴走するコーチングが副業として注目されています。
目次
コーチングを副業にするべき3つの理由
未経験でもチャレンジしやすい
会社で働きながらもコーチングビジネスを副業として行うことが充分可能です。
インターネットがつながる環境であれば、クライアントと連絡はとれますし、スケジュールの組み方次第でセッションの時間を作ることも可能です。
会社など組織に属している人であれば部下や同僚で困っている人の相談に乗ったり、チームとしての業績を管理するために旗振りし、メンバーを引っ張っていくこともあるでしょう。
コーチングにおける重要なスキルとして、
「傾聴」
「クライアント本人で問題解決をせざるを得ない環境を提供する」
があります。
スキルアップのためにスクールなどで専門的に学ぶ必要はありますが、
土台となる基礎の部分はすでに会社で部下を率いたりする中で経験しているひとも多いのです。
いまから新しいスキルを身に着けることに躊躇しているひとでも、
コーチングのスキル、素質をすでに持っているひともいるでしょう。
そのため業務未経験でチャレンジできると言えます。
低リスクで始められる
副業を始めるにあたり、先行投資にかけるためまとまった額の軍資金が必要なビジネスはたくさんあります。
しかしコーチングビジネスのスタートアップをするにあたっては、ある程度スキルを身につけるための初期投資は必要なものの、ランニングコストがあまりかけずに始められるのです。
小売店のように在庫を抱える必要もなければ、実店舗を間借りすることも特にありません。
また、個人で行う場合は当然自分以外の人件費もかからないのです。
固定費を極力下げられることは軌道にのせるまでの投資を少なくし、ビジネスを失敗しにくくするうえで大きなメリットになります。
自分自身の成長にもつながる
人間はホメオスタシス(恒常性)をもっており、
成長や新しい挑戦の妨げになることがあります。
そんなときに必要とされるのが伴走者であり、コーチングになります。
あなたの未来のクライアントは、目標を達成したい思いからサポートをあなたにお願いする事になります。
そんなときに目標に向かって成長していくクライアントをみながら
人と人との関わりに喜びを持てるひとはコーチングを副業とすることに向いている人と言えます。
順風満帆ではいかない場面も多くあります。
それでも日々の成長過程を一緒にみながら
目標達成や契約期間を共に走り切ってクライアントに満足してもらえれば
その対価としてお金をいただくことができます。
他者貢献と自己肯定の二つを満たし得る素晴らしい仕事です。
専門分野においてのコーチングは
必ずしもその道のスペシャリストである必要はありません。
クライアントの目標達成に貢献できれば十分に価値を提供できるものとなります。
日常業務を副業に生かすチャンス
コーチングは人と人がかかわるビジネスなので、クライアントと接している場面以外にも
日常からコーチングのスキルをブラッシュアップすることができます。
営業は人生の縮図でその人のひととなりがでる職業である、
と言われていますがコーチングもまた、
あなたの生活そのものが事業の品質に直結します。
普段から他人のサポートをすることを心がけている人にとっては
日々の家族や友人との会話であったり、近所の人との何気ない会話だったりから
コーチングに活かせる気づきが出てくるのです。
コーチングに必要なスキルを意識して生活する事で毎日あらたな発見があり、
メリハリのある日常になります。
収益化までのステップ
ここからは実際にコーチングで副業するにあたっての収益化のステップ
をご紹介します。
スキルと実績の積み上げを両輪で回す
スキルを身に着けている段階から可能であればクライアントとの契約を取ってしまいましょう。
具体的には友人や知り合いに聞いてまわり、必要としている人を探してみます。
ここで大切なことは、
少額でもいいので報酬をしっかり頂戴してコーチングを行う
ということです。
友人からお金をいただくことは難しいかもしれません。
しかしあなたのコーチングの価値を精一杯クライアントに提供するために必ず報酬はいただくことが条件です。
これによってスキルと実績を効率的に積み上げていきます。
コーチングをしたあとは、感想や推薦文を書いていただくことも大切です。
初期のクライアントの実績を、その後の集客で使っていくことができます。
公開可能な感想がもらえるのであれば、モニター価格として低額でコーチングを提供したり、あるいは無料モニターとするのも良いかもしれません。
SNSでの集客戦略
実績ができたらつぎは本格的な集客に入ります。
集客は、口コミやその他実際のコミュニケーション、
SNSでの集客が一般的です。
SNSで集客する場合、基本的に名前と顔出しは必須です。
理由は明白で、コーチングは
あなたの人となりを知ってもらい、今後信頼関係をきづいたうえで成り立つビジネスです。
可能な限りオープンマインドな姿勢を示すことで不安材料を取り除き
1人でも多くの見込み客の獲得からエンゲージメント、ひいては契約へとつなげるためです。
ブランディング向上
また、個人のブランディングにおいても日々向上させていく必要があります。
顧客の獲得が
リアルなコミュニケーションからでもSNSからでも、クライアントには
競合との比較をしてもらい、それでもあなたにお願いしたいと思ってもらう必要があります。
ここでおススメは自身にコーチをつけることです。
スキル向上はブランディング形成に必須になります。
自身が経験豊富なコーチを雇って
クライアントになることで改めて見える景色を常に念頭に置き
多角的に関係性をみることが目的となります。
駆け出しのころは特にコーチングをお願いしているひとは多いです。
自分はどのようにクライアントに接しているか、正しいアプローチの仕方ができているか
などについてフィードバックをもらったり、内省したりして次に活かす
というサイクルを回すことが出来ます。
逆にいうと
クライアントになることを意識しない駆け出しのひとには
継続的な新規顧客の獲得や自己ブランディングの向上は難しくなります。
安定収入を目指す
クライアントと信頼関係を築くことができれば、目標達成後も継続契約を結ぶことが出来ます。
考え方はたくさんありますが、
一回きりの高額なクライアント獲得を目指すよりも
可能な限り永続的な顧客関係を結ぶことがビジネスの本質であり、
安定的収入に繋がると考えられます。
会計を学ぶ
財務会計を学ぶことも必要になります。
本業などで経理をされている方であれば問題ないかと思いますが、会計ができないとコーチングに限らず事業の経済的な健康状態が見えません。
事業の健康状態がわからないと
自身で改善対策を練ることができないので、なるべく早いうちから経理を学ぶことが大切になります。
まとめ
副業であっても本業であってもクライアントにとっては問題ではありません。
もし、あなたがまだ実績もなく
「副業だから楽しんでやりたいだけ、自由に働きたい」
とだけ考えるのであれば今後ビジネスとして継続的に利益をあげることは難しいかもしれません。
人と直接的に関わってサポートし、目標に対する結果やその過程を伴走しながらも自身の糧にできるひとにとってはコーチングが最適解なビジネスのひとつになることでしょう。